オリジナル長編小説 港町の守護巫女

平成22年4月。X県の港町・稲穂市に新たな守護巫女が誕生した。少女の名前は石川佳奈。市内の県立高校に通うごく普通の高校生だった。恒例として、平成21年度の守護巫女である高田琴美が新守護巫女のサポートにつくことになった。

守護巫女の最大の能力は着ている服ごと30倍にまで巨大化する特殊能力にある。守護巫女に選ばれた少女は、市内の神社でその力を授けられ、その後は「念じる」だけで自由に巨大化する事が出来るようになる。江戸時代から受け継がれてきたものであり、稲穂市で巨大な巫女が活動する光景は馴染み深いものとなっている。

守護巫女はその名の通り、稲穂市内で発生する色々な事件・事故の解決に当たる事になる。よくあるのが事故の後始末であり、平成21年には海岸に座礁したタンカーを守護巫女が海に戻すという出来事もあった。

平成22年度の守護巫女・佳奈も今までの諸先輩と同じように活動するはずだった。しかし、謎の組織や、地の底で蠢く「存在」がついに動き始める。佳奈は先輩の琴美や仲間たちと共にそれに立ち向かう事になるが、佳奈自身も自分が守護巫女に選ばれた事に運命を感じていた。その理由は……?






第1話

受け継がれる役目 

第23話

手に入れたものは

第2話

守護巫女の絆 

第24話

波紋は広がる

第3話

誕生の瞬間 

第25話

隠された祭神

第4話

巫女と仲間たち 

第26話

救助作戦

第5話

初任務 

第27話

宮司は語る

第6話

破壊と火災の中で 

第28話

瑞穂の誘い

第7話

お披露目会にて 

第29話

操られし巫女の話

第8話

異邦人の多い料理店 

第30話

最悪の二者択一

第9話

瑞穂との出会い

第31話

女神の妹

第10話

竹尾家の秘密

第32話

とある変化

第11話

水没の集落へ

第33話

佳奈の決意

第12話

少女に何が起きたのか

第34話

振り向けば一人

第13話

巨大少女たちの戦場

第35話

出会いの場所での別離

第14話

市立病院にて

第36話

巫女たちの決断と行動

第15話

東の国の女神

第37話

これしか方法は無かった

第16話

情報と役割

第38話

守護巫女対守護巫女

第17話

遠い昔の記憶

第39話

女神復活

第18話

瓦礫の奥から

第40話

終末の瞬間

第19話

巫女の言葉

第41話

封印に込められた意味

第20話

小望遠島へ

第42話

港町の守護巫女

第21話

真夏の日差しと迫る影

最終話

夏の終わりに

第22話

海底からの挑戦者

番外編

海からの使者